2011年06月

2011年06月15日

横浜チャイナタウンの看板娘

CIMG3792あらまぁ~ニャンて可愛いんでしょ
このニャン子ちゃんはネオアジアなファッションショップ
ROUROU中華街店の看板招き猫ちゃんで
名前はサバちゃん
今日は裾上げ完了したGパンを受け取りにお店に
出向いたところ、イイ感じにそんな招き猫状態の
猫店員、サバちゃんと遭遇
いつも訪れる度に、残された首輪とサバちゃん専用の
居場所はもぬけの殻状態で、存在は小耳に挟んでいたけど
彼女も中々忙しいようでお留守な事が多かった。
なので今日はやっと会えたわぁ~フフ。。。。
でもこのサバちゃん、ビックラこいたのは子猫の頃から
子を早々に宿してしまい(幼な妻かよ)まだ2歳位なのに
既に5匹程の子供を出産・・・・って言うか早熟だわぁ

CIMG3795そんなわけで子猫のうちに子猫を産んだので
身体がこれ以上大きくならないらしい。
だから永遠の娘ちゃん状態なのね。

そんなわけで投げかける目線はなんともはや、、、
悩ましげで色っぽいんだな。。。。。
運が良ければこんな風にROUROU中華街店
サバちゃんにお目に掛かれるかもよん

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2011年06月13日

流れる雲よ~今、日本はいい国ですか?

CIMG3787今日は、朝からずっと雨降り続き。。。
それでも出掛ける頃の午後には雨も小降りになり
買ったばかりのおしゃれなブーツ系の長靴を
履いて出掛けたのを後悔。。。。
雨もすっかり止んでるし、やはり足元が暑苦しい。。。

そんなこんなの週明け一歩の月曜日。
今日は毎年観覧してきている特攻隊テーマの舞台
「流れる雲よ」観覧で、湘南新宿ライナーで新宿まで行き
京王新線で初台駅下車の新国立劇場へ。。。。
14時からの第一部公演は12年間公演し続けてきた
アトリエッジチームの方々とDJ小川もこさんが今年も
DJ役の坂本未来を演じる。
そして何度も見ているけど、いつもやはり涙、涙になってしまう。

CIMG3773何しろ私にとって、特攻隊っていうのは、もう涙腺が決壊して
涙の洪水になる程、生まれもって何か運命の如く
心の琴線感電状態になってしまうテーマ。。。。
私も彼らの舞台を観覧しておよそ10年程、、、
皆手弁当で頑張ってきたこの舞台もここ数年は海外公演や
舞台映画としても上映されたりと何かと
メジャーな軌跡を築き始めている。
最近はキャストチームも2つに分かれて行われているみたい。

CIMG3776そんなこんなの本日の舞台はアトリエッジチーム初日舞台を観覧。
それにしても今日は何だか高校生率70%って感じで観覧席を
都内文京区の高校二年生の男子女子の制服姿に占められ
いつもとはまた違う観客席の雰囲気に驚く
なんか付き添いの先生にでもなった気分だなぁ

そして舞台が始まると先程まで大騒ぎな高校生達も
シーンと静まりかえった。。。。。

物語はDJもこさん演じる現代のDJ坂本未来と過去の鹿児島知覧での
特攻隊の青年達がシンクロしながら過去と未来を織り成しながら進んで行く。
CIMG3778出演者の中には「流れる雲よ」3年目の出演と言う
シブガキ隊のフックンこと布川君の息子さん
布川準汰君がキーマンとも言える重要な役の
坂本未来の父親の特攻で戦死した兄
坂本光太郎役で今回も初々しく出演していた。
シブガキ隊って私とデビューが一緒の同期なんだよな。
そんなフックンもさすがに息子ちゃんの初日舞台を
観覧していたらしく久々にお会いした。

それにしても長年特攻隊の隊長役、天野真一を演じてきた
ARCHEさんこと市川博樹さんは今回特に味わい深い演技に
なってきたような、そんな気がした。
なんかマジで一本の確かなる筋が入った様な侍魂な演技に
感動したっす

そんなわけで、切れのある舞台に昨年以上に化粧が剥げる程に涙が溢れた。
今だからこそ、より一層胸に来るこの舞台、、6月19日まで公演しているので多くの人に見て欲しい。

折しもこの日本は今、地震、津波、原発と震災によって厳しい現実を背負う真っ只中にある。
そんな現代の状況もリアルに織り交ぜながら物語も今回は進行して行ったので、
特攻隊という過去の悲しき真実が今現在の、福島第一原発で我が身を削りながら今もなお働いている
CIMG3779人々とついついオーバーラップしてしまう。。。。。
彼らも特攻隊みたいな状況である。。。。命がけである。。。。
ホント、、、何だかんだまた同じような事を繰り返しているこの国。
一見、豊かに暮らしているようで根本は何も変わっちゃいない。
日本が平和になる事だけを祈りながら翼に身を任せた彼らの
尊い命を無駄にして欲しくは無い。
そして3.11の未曾有の悲劇から今、立ち直ろうとしている私たち。
それでも未だ一部の汚れきった人たちの金勘定の中で
またもや見事にごまかされそうなこの状況は何なんだ?
お金も無論大切だが、どう考えても金よりも命ほど尊いものはないってこと、未だ感じていない
学習能力の無い人が権力持ち過ぎである。。。。あ~また愚痴ってしまう今日この頃。
「今、日本はいい国ですか?」と、もし先人たちに訊かれたら、、、、、
こんな日本で誠に申し訳ないです、、でも今頑張っていい国にしようとしています、、って答えるかな。


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2011年06月12日

無言館、、、祈りの絵

小雨が少しパラツキ始めた週末の日曜日の夕方。。。。。
お天気イマイチな休日で、人出も疎らなみなとみらい周辺を
赤レンガ倉庫目指して歩く。。。。。
沖縄はメッチャ早い梅雨明けと聞いているけど、やはりこちらは絵に描いた様な
梅雨空の風景が広がる、港ヨコハマ。。。。。。
CIMG3731
CIMG3732








そんな今日は、以前から気になっていて中々行く機会を逃していた展覧会が
赤レンガ倉庫で行われているので今日こそ行く事に。
それらは日中戦争、太平洋戦争で志半ばで戦死した画学生の遺作を集め
展示する長野県上田市に存在する戦没画学生慰霊美術館「無言館」の
「祈りの絵」展である。
CIMG3741CIMG3740








CIMG3742一度だけでいい、、、あなたに見せたに絵がある。

そんな切ないキャッチコピーで綴られたポスターには
戦争という歴史に翻弄されたかけがえのない思いが
遺作となって輝いていた。

そして館内の受付を済ませ、会場に向かう
回廊を歩いている瞬間から、既に私の涙腺は緩み出し
作品を見る前から泣けてきて泣けてきて、、、、
なんだかなぁ。。。。。

そして最初に私の目に飛び込んできたのは
千葉県生まれの僅か22歳で戦死した青年が出兵する直前に
描いた祖母の肖像画であった。。。。。

CIMG3766真っ直ぐに、自分を描く孫を見つめているお婆ちゃん。。。。
もう生きて戻ってこれるかも解らない孫を見つめながら
真っ直ぐなその瞳はどこか潤んでいるかの様にも見えて、、、
一体、どんな気持ちでこのお婆ちゃんは描かれていたんだろう。
そしてどんな思いでこの絵を出兵する直前に
青年は描いていたんだろ。
泣けてきて、泣けてきて、、、、どうにも涙が零れてくる。。。。


CIMG3746そしてそこからは無言館という名前の通り、無言の中で
志半ばで絵筆を銃に変えさせられた彼らの最期の心の
叫びの様な思いを次々に見せられ、涙で見えなくなるほどになる。
そしてどの作品にも命の息吹が感じられそして輝いていた。
芸術に戦争は似合わず、ただそこに見えるのは
大切な愛する人への思いと生きて還りまた絵筆を取り
思う存分描きたいと言う切なる表現への思いで溢れていた。
いやはや、、、根を詰めて久々に鑑賞させて頂いた。

CIMG3756そして鑑賞後、受付前で作品の絵ハガキや本などが
販売されていたので、それらを手に取って見ていると
その無言館の館主でもあり作家でもある窪島誠一郎さんが
何気なくそれら物販の前で座っているではないか
まさか窪島さん御本人はいらっしゃるとは知らず、、、

そんなわけで、数枚の絵ハガキと二冊の書籍を購入し
窪島さんのサインまで頂けちゃう状況となり
宛名まで頂けるとの事で「美歌さんへ」と入れて頂いた
そんな宛名を書いている時、窪島さんが日野美歌さんですね?
とお気づきになり、、、えぇぇーーーよくお解りになりましたね。
等と妙な受け答えな私すると窪島さんは私のあの
カヴァーアルバム「横浜フォール・イン・ラブ」を
持っていらっしゃると言うのでまたびっくり

CIMG3762そんなマニアックなアルバムを、、、窪島さんが
ま、マジですかかなり感動的に嬉しい
そんなわけで、こんどいつか飲みましょう
なーんて話にもなり、、、我ながら、この偶然の必然なる出来事に
驚きを隠せないわけで。。。。。
いつかまた長野の無言館も訪れて見たい。
そしてそろそろ閉館の時刻にもなり外に出ると小雨降る中、
日もとっぷりと暮れ赤レンガ倉庫は気だるい光の中。

CIMG3761こんな混沌とした時代だからこそ、見てほしい。。。。
この国を守るために夢を断たれ命を捧げたかけがえのない命。
そんな上に私たちは今存在している。
だからこそ、豊かさを得る事が出来て、なのに今やまたもや
状況は違えども、ある意味戦場と化したこの国を
そんな彼らはどう思うのだろう。。。。。

この無言館展は赤レンガ倉庫1号館で6月14日まで開催しています。



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2011年06月10日

あの日から・・・・

CIMG37156月2回目の金曜日。。。。。
今週もラジオ日本横浜本社の「ヨコハマ日和」
収録で関内の長者町のスタジオへ。

明日であの震災から三カ月。
震災の日がこの番組の収録する金曜日だった。
明日は奇しくも同じ11日だし、、、3.11からどうも
毎月の11日が緊張モードな日になっちゃってる

CIMG3714どうか無事に過ぎますように。。。。

それにしても生放送で震災から三週間、、、って
言ってしまったにもかかわらず、そのまま本人は
言い放ったまま気付かず
パーソナリティの井貴さんが三カ月ですね、、、と
優しいフォロをして頂いたのも気が付かず
ブッチギリでしゃべり倒して生放送の私のコーナーは
終了した。。。。なんだかなぁ。。。。
もう少し繊細に頑張りますぅ

ここのところ自宅の片づけや整理に集中し始めた私。
実のところ、我が家はあの3.11から被災したままの
切なき部屋が存在していてね、、、、

CIMG3717そこには鉄パイプのハンガーラック三台が在り
それらが将棋倒しになっちゃったんだなぁ
何故将棋倒しになっちゃったのかってーのは
あの震災のせいって言うか、元々組み立て式のラックなので
私自身で昔、組み立てたのはいいんだけど
かなり雑な組み立て方で歪んだ状況で設置されてたもんだから
まあ、少しでも強く揺れたら倒れるなぁ、、、って事だったのね
最近それらを何とか立て直し、要らない物の整理をしつつ
新しく棚を設けたりして、大改造って程ではないけど
何だかんだと部屋の風景をチェンジしている最中
こんな一見、強そうな私だけど
実はあの震災から心は萎えていて、部屋の片づけなんて
やる気も暫し起こらず、困ったもんだった。


CIMG3718でもやる気スイッチがやっと入り始めた今日この頃
被災地の人々のとんでもないほどの御苦労を思うと
本当に私は情けないっす。。。。
被災地で未だに不自由な暮らしを余儀なくされている多くの
人々や見えない猛毒、、、放射能に怯える日々は終息見えず
まったくこの国は夢も希望も無いのかい!って怒りモードにも
なっちゃう昨今、、、自分の身は自分で守るしかなさそうだ
でもこんな国にしたのも私たちなんだと、、、人のせいにも
してられないかもしれない。。。。
どん底に落ちてきたら、底力でのし上がれ!それが国民力、人間力。
でも萎えるよねぇ、、、、いいのいいの、、、頑張り過ぎても疲れちゃう。
とにかく、今を大切に生きよう、、、変な言い方になっちゃうけど
最近の私は仕事をするにしても、これが最後の仕事になるかもしれない、、、って
あの3.11から、そんな心構えで仕事も遊びもするようになった。
今を大切に生きる、、、、それが益々強くなった事は確か。。。。
そう、、、あの日から。。。。


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2011年06月06日

ささやかですが・・・

2011_04_10 (9)あの震災からそろそろ三カ月。
様々な形で、皆さんそれぞれに頭の下がる思いの
支援活動をされている中、かなり微力ではありますが
私も今までのライブ活動やオリジナルグッズ販売の
売り上げの一部を合わせて100,000円、先月5月24日に
支援金として鎌倉を拠点として活動している
ビーチクリーンウォ―カー岡野さんへ
寄付させて頂きました。
CIMG1704御報告が遅くなってしまいましたが
私の集める募金もささやかな金額とは言え
やはり多くの方々から頂いた善意ある大切なお金なので
どこへ寄付をしたらいいのか、本当に悩みました。
そこで、やはり私としては見える支援という部分で
今回は個人で頑張っていらっしゃる岡野さんへ託しました。
毎週被災地へ出向いて下さっている岡野さんは
普通のお仕事をしながら頑張って下さっています。

2011_04_10 (15)本当に頭の下がる思いです。
まだまだ手の届いていない地域も多くあるようで
本当に現状は厳しいようです。
政治の世界はなじり合いの政権争いばかりで
馬鹿らしい事に時間を費やしている中
こうした地道な人道的支援活動を行っている人々に
本当に感謝の思いで一杯です。
そんなわけで、出来る事からコツコツと・・・
支援活動へのご協力、本当にありがとうございました。そしてこれからも私なりに頑張ります。
どんなささやかな事でも、誰かの事を想う気持ちは必ずヒカリという奇跡へ変わって行くと、、信じています。


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