2012年02月14日

魅惑の富山~其の3

さてさて昨夜の楽しい宴から今朝は意外にも早起きして
もこさんが富山に来たら乗せたい乗り物ポートラムって言う路面電車で
午前中は観光客状態となる

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何しろこの電車はグッドデザイン賞など数々の賞を受賞しているらしく
一律料金200円を支払い雪が降り積もった真白き街中を
爽やかに走り抜ける

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車体に描かれたこの薄紫のリボンも中々可愛い

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そして驚いたのは車内アテンダントの女性がメッチャ気さくで
旅人だと察したこの私達に優しく話しかけて来た。
こうしたコミュニケーションもより良き町づくりに繋がるよね

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そして初めて降り立つその駅は東岩瀬。

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駅のホームにはいなせな半被姿の満寿泉の桝田酒造店の社長
桝田さんがカッチョ良くお出迎え。
そんなわけで今日は午後のプロモーション前のほんのひと時を
満寿泉の蔵元が在る東岩瀬の素敵な街並みを桝田社長が急遽ご案内して
下さると言う事でお言葉に甘えて来た。
これもひとえにもこさんの人間関係の成せるワザ

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そして桝田社長がカランコロンと履き鳴らす素足の下駄で
雪を蹴散らす風情が何ともこの町の雰囲気にも似合う。

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町中の建物の多くは町の風情に合わせ小京都の如くリノベーションされ
当初の建物写真と比較しながら桝田さんは説明して下さり
その巧い具合の建物のビフォーアフターに興味津津となる

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この釣具店の看板も素敵だなぁ

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そして釣具店の脇には思いっきり気になる自販機
生えさ・・・ってもしかして
そんなわけでどんな生えさが出るのか想像すると・・・微妙
世の中にはいろんな自販機があるのねぇ

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そして立派な蔵元を構える満寿泉の直送店。
お店の奥は寛げる空間にもなっていた。

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そしてなんとも素敵な龍神と亀の彫り物の壽蔵の向こう側には・・・

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気の香りがなんとも言えない。。。
この香りだけでも癒されるぅ~~~
そして周りの棚には貴重な風情の酒瓶の数々
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そして一番奥には年代物の蔵の扉が。
その扉に描かれた龍神が何だか今にも目をキラッとさせて動き出しそうで
絶対にこの龍には魂入ってる・・・かも。。。
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そんな重厚な世界を特別に見学させて頂きつつ
お次は素敵なガラス工芸品のお店を訪ねる。
このお店も昔の古き良き日本の風情を醸し出しつつ
ショップと隣り合わせの畳の間がイイ感じ
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それにホント・・・美しいガラス工芸にマジで買う気になってきちゃった
こんなグラスで冷酒とかいいね~
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そしてグラスの底に花が咲いたようなロックグラスと杯に心魅かれ
これで焼酎のロックとか・・・美味しい日本酒とかね・・・
そんな妄想の中、ロックグラスと杯を1つずつ購入
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そんなこんなの想定外のお買い物の次は
これまた目の覚めるような美しき青磁の世界。
こちらでは桝田社長さんからもこさんと私にこの後行くお店で
お蕎麦を食べつつ満寿泉のお酒をこちらの杯で飲んでみてって事で
プレゼントされてしまった。
あらまそんな・・・すみませんです
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そして次なる場所は木彫刻師の岩崎努さんという方の
アトリエ兼展示会場でこれが木って思うほど細かい細工に感動
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これなんて朝顔の蔓の細さや葉の虫食いの繊細さを見事に木彫刻で表現している。
凄いなぁ
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そんな作る工程を丁寧に説明して下さる岩崎さんは・・・まだお若い。
特に視力は命だね・・・だから若くないとかなり大変かも。
そんなわけでこの岩瀬の町には芸術家を育てようとする町の心意気も感じた。
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そしてそろそろお腹もペコリーナになって来たので
桝田社長お薦めの手打ち蕎麦「丹生庵(にうあん)」へ。
年季の入った看板がイイ感じ。
店内に入るとグランドピアノやドラムのセット等・・・
お蕎麦屋さんなのに謎な風情
ここでは時折、店主の趣味のライブも行うらしい
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すると店内カウンターに腰かけ少しすると昨日ラジオ生放送で
お世話になった「ご近所ラジオKNB」のパーソナリティーの鍋田恭子さん達が
入店して来たではあーりませかぁ~~~
こう言う事って私・・・よくあるんだよね
またもや偶然の必然か・・・
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そんなわけでお互いにびっくらこきつつこれも何かのご縁・・・って事でパチリ
いやはや不思議だねぇ

それにこんな摘みを昼から出されたらお酒が進んじゃう
そんでもって先程桝田社長が下さった青磁の杯で満寿泉をチビリと頂く。
この杯の薄さが口当たりに調度良くて、杯の深さ加減も調度良いわけで
満寿泉も美味し過ぎる
こりゃクイクイ行っちゃう系な杯だわさ
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でも今日はこの後、ラジオ出演も控えているわけで
悲しいけど食前酒程度にしておこ

そしてこの蕎麦屋の店主さん、カメラを向ければこのとおり
時には歌も歌っちゃう程、音楽好き見たい。
蕎麦打ち名人は無口な人のイメージを妄想の中で抱いていた私だったので
意外な愛想の良さに話も弾んだひと時
お蕎麦も、もちろん美味しかった
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そんなわけでお昼過ぎまで岩瀬で充実した楽しい時間を
過ごさせて頂きました。
桝田社長、、、色々ありがとうございました
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そんな岩瀬を後に富山シティエフエムで
「ライフ~いつでも夢を」を録音。
そしてもこさんも「みやぎびっきの会」の活動の件で出演。
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それから北日本新聞の取材を経て
今回最後のプロモーションはエフエムとやま「RADIO JAM」生放送
パーソナリティーの田中千佳さんのお母さんが私の「氷雨」時代
タイムリーに歌っていたらしく今回私がゲストと聞いて
彼女の母上は色々反応していたらしい。
って事はお母さん幾つかな
怖くて聞けない・・・
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そんなこんなの生放送も無事終えて今夜最終便で帰路へ
最終便まで後2時間程余裕があるので
空港から歩いても行ける距離になんとも風情あるお寿司屋さんが在るらしい。
そんなもこさんお勧めのお店へ。
寒さも昼間よりも増してきた夕刻の富山。
お店は何も無い雰囲気の空港近くに忽然と佇み
これまたお店の面構えがかなり良い感じ
こんな寒い夜は旅人の冷えた身体を温めてくれる・・・
そんな風情のオヤジさんが営む品のある店内。
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出てくるお料理にも春の香り
そこにも、もこさんの古くからの八尾の御友人を電話で急遽お誘いして
またもや時間を忘れそうな富山の夜
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ここでもまた、もこさんの人間関係が功を奏してライブを富山で開催しようと
そんな話も持ち上がりもしかすると春に実現しそう
そんなこんなであっという間の2時間が経過しフライトの時刻も近くなって来たので
後ろ髪惹かれる思いでお店を後に。。。
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店主の自家用車で富山空港まで送って頂き
車から降りて見れば車の上に雪の氷紋がアラベスク模様に描かれ
自然の成せる芸術を最後に雪の富山で垣間見た。
北海道では見た事あるけど、中々見れるもんじゃない・・・ともこさん。
そんなわけで仕事とプライベートが充実した素敵な富山の2泊3日。
4月はもこさんと共に「Live Sakura Cafe2012~桜空~」の
北陸ツアーで、また来ますね
その頃は桜咲く富山でありますように


mikahino at 23:00│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by 横須賀夫婦   2012年02月28日 23:58
5 メガネをされてると、よくよく注意深く見ない限り美歌さんとは分からないかも。紀行文なので写真と照らしながら見てるとホント楽しいですね。

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